日本アルコール産業株式会社って何?
アルコールの主な特性


工業用アルコールと酒類の違い  発酵アルコールと合成アルコール

工業用アルコールと酒類の違い


工業用アルコールとはその名の通り、工業用に使われるアルコールで、お酒として飲む目的以外で製造されたものを指します。工業用アルコールは、例えば、食品の防腐剤、香料や化粧品などの材料、また注射の際の薬局方アルコールとして使用されるなど、その用途は多岐に渡ります。食品である酢の原料として使用されることでも知られています。
また、工業用アルコールは現在、経済産業省の管轄、お酒については財務省の管轄となっている、という点でも異なっています。

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発酵アルコールと合成アルコール


工業用アルコールには、発酵アルコールと合成アルコールの2種類があります。この2つの違いは、その原料と製造方法にあります。 発酵アルコールは、サトウキビやトウモロコシなどの農作物などを原料として、酵母という微生物のアルコール発酵によって造られます。酵母は、お酒をつくるときにも使われており、発酵アルコールはまさに、自然の力を利用して造られるアルコールであると言うことができます。
対して合成アルコールは、天然資源のエチレンガスを原料として、化学合成によって造られるものを指します。

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