千葉県成田市にある成田ファームランドさんの「いちご畑」では、1月から5月中旬にかけていちご狩りを体験できます。
成田ファームランドさんのいちごは、昔ながらの土壌栽培で育てており、甘くて大きいのが特徴です。
化学肥料だけに頼らない独自農法の土で栽培しており、いちご本来の味をお届けするとともに、甘くて香水のような上品な香りを感じていただくことを目指しています。
サトウキビのちから水を使うといちごが甘くなる!?
成田ファームランドさんは観光農園を営業されており、お客様に安心・安全、そして美味しいいちごを食べてもらうために糖度を毎日測定するなど日々工夫を凝らして栽培しています。
そんな成田ファームランドさんは、主な追肥でサトウキビのちから水を使っており、液肥を流すとはっきり分かるほどいちごが甘くなるそうです。
そこで美味しいいちごの作り方を知るため、栽培担当の方に
サトウキビのちから水を使った栽培方法についてお聞きしました。

左:成田ファームランド店舗、右:サトウキビのちから水シリーズ(1L)
「秀じいの堆肥」
成田ファームランドさんでは「秀じいの堆肥」を製造・販売しています。
「秀じいの堆肥」は、無垢材の厳選した木材を原料に、おがくず・わら・米ぬか・好気性微生物群を使用しており、成田ファームランドさんでは、この堆肥を使って、100種もの色鮮やかなバラや、いちご、にんじん、ばら、きゅうり、さつまいもなどの野菜やフルーツを育てています。
サトウキビのちから水
秀じいの堆肥には畑の通気性、透水性、保水性を高め、土壌を改良する効果があります。堆肥に肥料成分はほどんど含まれていないため、作物に栄養を与える資材としてサトウキビのちから水を使われています。
・サトウキビのちから水100…生育初期は月に1回、収穫時期は週1回潅水施肥。微生物のエサや土づくりにも。
・サトウキビのちから水633…苗の成長を促進したいときに窒素分が多く含まれる633を使用。
収穫期は成り疲れ防止や樹勢維持のために必要に応じて施肥。
・サトウキビのちから水266、293…花芽分化や実を大きくするなど求める効果でリン酸やカリウムの量を使い分ける。
時期や天気、生育ステージで異なる。
液肥は基本的に週1回流していますが、作物の状況に応じて施肥の間隔を狭めることもあります。
液肥を流して2日ほど経つと、味が変わるのが分かります。
糖度が上がり、いちごが元気になって”嬉しそう”に見えるんです。
品種によっては根の動きが強く、栄養を吸いすぎて奇形果になることもあるので量とタイミングには気をつけています。
今回ご紹介させていただいた成田ファームランドさんでは、いちご狩りだけではなく季節に応じてブルーベリー狩りやさつまいも掘りなど収穫体験を楽しむことができます!
バラやアヤメ、スレイン等の四季折々の花が楽しめるフラワーパークや自社の独自農法で育てた野菜や果実を販売しているほか、それらの食材を使ったランチやカフェも楽しめます。
さらに、施設内のスイーツ工房で手作りしているプリンやバウムクーヘンなどのスイーツも提供しています。
エリア最大級の農業テーマパーク。是非ご家族や大切な方と訪れてみてはいかがでしょうか。
| 住所 |
〒287-0211 千葉県成田市所1199-1 |
| TEL |
0476-73-8314 |
| FAX |
0476-73-8315 |
| HP |
https://narita-farmland.com/ |
| 受付時間 |
【直売所】
9:00〜17:00
【ファームキッチン】
10:00〜17:00(最終受付16:00)
【つむつむ・ほりほり収穫体験】
10:00〜(最終受付は体験によって異なります)
【BBQ】
金・土・日・祝日の10:00〜20:00
(最終受付18:00)
※当日予約なしは17:00までの受付 |
| 定休日 |
不定休 |